BIG5-BASIC解説

【BIG5-BASIC】2023年4月利用者統計レポート

BIG5-BASIC利用者統計レポートをはじめました。

今回は2023年4月1~30日まででBIG5-BASICを利用した24,941人分のデータになります。

様々な角度による分析が可能ですが今回は

・『職業別』満足度

・『業種別』ストレス状況

・『業種別』満足度

以上に三つの視点から、利用者の仕事に関する満足度やストレス状況を分析、考察します。

『職業別』満足度

まず職業別に満足度を見てみると、「会社役員・経営者」の満足度が最も高く、逆に無職の方の満足度が最も低いことが分かりました。

下記は職業別の満足度のグラフになります。

上記のグラフを少し細かく見てみると「不満・やや不満」と答えた比率は高い順に

①無職(37.9%)

②会社員(契約社員)(35.1%)

③パート・アルバイト(34.4%)

④専業主婦(29.2%)

⑤公務員(25.5%)

 

逆に「非常に満足・やや満足」と答えた比率は高い順に

①会社役員・経営者(59.2%)

②自営業(43.7%)

③公務員(38.5%)

④学生(34.8%)

⑤専業主婦(32.6%)

 

となり、不安定な職業がほど満足度が低く、「経営者・役員」や「自営業」など自分に判断権があるような方は半数近くが満足していることが分かります。

『業種別』ストレス状況

次に業種別のストレス状況を分析してみました。

全22業種中、サンプル数の少ないデータ(鉱業・宿泊業・団体・郵便業・旅行業)を除いた18業種で比較しています。

※今後データが増えていくことでさらに精度が上がっていくと考えています。

4月のストレスが低い業種TOP3は

①情報通信業

②不動産業

③金融・保険業

 

逆にストレスが高い業種TOP3(ワースト3)は

①娯楽業

②飲食サービス

③医療福祉

 

となりました。詳細は下記グラフ・表をご確認ください。

 

『業種別』満足度

また『業種別』満足度も『業種別』の満足度と同様、全22業種中、その他とサンプル数の少ないデータ(鉱業・宿泊業・団体・郵便業・旅行業)を除いた17業種で比較しています。

「不満・やや不満」と答えた比率は高い順に

①飲食サービス(37.6%)

②建設業(35.5%)

③運輸(34.1%)

④金融・保険業(33.9%)

⑤製造業(32.7%)

 

逆に「非常に満足・やや満足」と答えた比率は高い順に

①教育・学習支援業(49.0%)

②不動産業(40.6%)

③団体(40.2%)

④情報通信業(38.3%)

⑤放送・出版・マスコミ(38.3%)

 

となりました。詳細は下記グラフ・表をご確認ください。

まとめ

満足度に関しては経営者や自営業など自由度が高い働き方の満足度が高く、逆に無職や契約社員、パートアルバイトなどの比較的不安定な働き方の満足度が低いということが分かります。

また業種別に関してはストレス状況や満足度を考慮してまとめると

ストレスが低く満足度の高い業種は

・情報通信業

・不動産業

となり、逆にストレスが高く満足度の低い業種は

・飲食サービス

という結果になりました。

生活向上や資産に関わる業種のストレス状況や満足度は良くで

生活に直接かかわるサービス業などの業種ではストレス状況や満足度が悪くなる傾向が見られました。

今回の結果のみを考えると、転職や就職でおすすめ業種は「情報通信業」や「不動産業」になりました。

また経営層や自営業などになることで高い満足度が得られることが分かります。

今回は一ヶ月のみの結果ですが今後データが増え、また月によるデータの変化等を考慮することでさらに興味深い結果が得られると考えています。

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