【BIG5-BASIC】が性格診断をやってみた!『性格ナビ』編
『性格ナビ』とは
『性格ナビ』はGoogle検索結果では50位ほどですが(2022年11月時点では検索100位、12月時点では70位ほどと残念ながら順位を下げてしまっています)、累計100万人以上の方が診断を体験する有名なサイトで、性格診断というより自己分析ツールに近い診断サイトです。
問題数は107問、所要時間は20分です。文章は読みやすかったのですが、考えさせられる質問が多く、問題数のわりに時間がかかった印象です。
はじめに半角英数のID入力欄を自分で入力する欄がありニックネームのようなものになりますが、やや分かりにくい感じがしました。
また質問ごとに設問が変わる部分もありますが、基本的には「当てはまらない」「あまり当てはまらない」「やや当てはまる」「とても当てはまる」の4択になっています。途中で「0」から「5」店までの6段階評価や、場面を想定する質問があり、通常の質問との違いが判らず少しつまづく感じがしました。
※他の性格診断にも興味がある方は、自己分析ができる本格派の診断サイトをまとめている下記記事もあわせてお読みください。
『性格ナビ』でわかること
性格のタイプ
自分の性格を端的に言葉で表現しています。また補助機能やどのような職種に向いているか自分の適職が列挙されています。
性格の長所・短所
自分の性格的長所と短所をそれぞれ300文字前後で解説しています。具体的で分かりやすい内容になっていて心に響きます。
性格バランスグラフ
社交性、感受性、誠実性、協調性、創造性の五つがグラフで分かります。平均値もあるので自分の性格が平均より低いか高いかも一目で分かります。明記はされていませんがビッグファイブとほぼ同様の指数になっている感じです。
コミュニケーションの取り方
「You’re OK(他者肯定)」「I’m OK(自己肯定)」「You’re not OK(他者否定)」「I’m not OK(自己否定)」の四つの在り方から、自分の身近な人とのコミュニケーションの取り方の傾向が分かります。
人生でかけていると感じているもの
人生でかけているものを一言でズバッと表現しています。他に説明はなく心に突き刺さるものがあります…
【BIG5-BASIC】の『性格ナビ』の結果は?
【BIG5-BASIC】の結果は「外交直感」でした。
補助機能は「感情」とのことで長所・短所で解説がありましたが、自分に足りない部分なのか、あるいは二番目に特徴的な性格という意味なのか正直分かりませんでした。
適職は経営者やコンサル、記者、はたまた漫画家などディレクター的な職種が向いているようです。
性格の解説としては
・物事の本質が直感でわかる時がある(◎)
・目の前のこととは関係なく、別のひらめきが降ってくることがある(◎)
・コツコツした作業が苦手(×)
・アイデアマン(◎)
・周囲と協力してアイデアを形にすることができる(△)
とあり、なかなか合って言うように感じました(右側が主観的な評価です)。
【BIG5-BASIC】の長所・短所
【BIG5-BASIC】の長所
本質を見抜きひらめきを発揮する天才肌。カンだけで物事を一気に把握、ひらめきで勝負するアイデアマン。感情がうまく機能すると周囲はとても重宝される。
【BIG5-BASIC】の短所
ひらめいたことを説明できないと、アイデアが他人に伝わらず意味がなくなる。補助機能の感情がうまく機能しないと、周囲があなたの言っていることを理解できず一方的になる。周囲への配慮を持つことが大切。
性格バランス(性格ナビとBIG5-BASIC比較)
おそらくビッグファイブ理論に基づくと思いますので勝手ながら、左側が『性格ナビ』右側が【BIG5-BASIC】の数値で比較しました。
性格ナビ | BIG5-BASIC |
---|---|
社交性:4.5(平均4) | 外向性:65% |
感受性:7(平均8) | 情動性:80% |
誠実性:7(平均6) | 勤勉性:90% |
協調性:9(平均7) | 協調性:66% |
創造性:9.5(平均8) | 創造性:99% |
【BIG5-BASIC】のビッグファイブとの比較は下記になります。
・外向性=社交性
・情動性=感受性
・協調性=協調性
・勤勉性=誠実性
・創造性=創造性
少し不安ですが消去法で「情動性=感受性」とさせていただきました。
勝手に比較しましたが、傾向としてはおおよそあっていますので結果として驚いています。もちろん感想としてもあっているという感じです。
【BIG5-BASIC】のコミュニケーションの取り方
コミュニケーションの取り方では、あまり他の診断にはない自己と他者の認識状況が分かります。【BIG5-BASIC】場合は「自己肯定・他者否定」で「私が正しい、あなたは間違っている」というコミュニケーションを取るという結果が出ました。極端な選択しかない結果なので仕方がないですが、否定はしません。
【BIG5-BASIC】の人生でかけていると感じているもの
「仕事・自己実現」との結果でした。今やっている仕事や自己実現がまだまだのようです。これは素直にその通りだと感じています。質問で現状の自分に対する採点が紛れていたようなので自分で今そう感じていると思います。
まとめ
以上『性格ナビ』でした。
場面を想定した質問や採点など質問のバリエーションも多く、問題数のわりにやや時間はかかりましたが、自分の性格を多角的に分析できる魅力的な結果でした。
ビッグファイブ理論では【BIG5-BASIC】とのグラフ比較でも同じような傾向が取れたので興味深いところでした。
またRPGジョブ診断、リーダータイプ診断、武将診断など男性の社会人の好みそうな診断が他にもあります。またの機会に試してみようと思います。
皆様もぜひ【BIG5-BASIC】と『性格ナビ』どちらも試してみて自己理解を深めてみてはいかがでしょうか。
BIG5-BASICとの比較表
性格診断ナビ | BIG5-BASIC | |
---|---|---|
質問数 | 107問 | 120問 |
所要時間 | 20分 | 15分 |
結果文字数 | 約800文字 | 約2000文字 |
ベース理論 | 独自理論? | ビッグファイブ理論 |
テストの信頼性 | × | 〇 |
タイプ分け(類型) | 〇 | × |
結果内容 | 性格タイプ/長所・短所/バランスグラフ/コミュニケーション/人生でかけているもの | BIG5グラフ/個人の性格特徴別の説明/テストの信頼性 |
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