【BIG5-BASIC】が性格診断をやってみた!『HEXACO-JP性格診断』編
『HEXACO-JP性格診断』とは
『HEXACO-JP性格診断』は検索順位では圏外(TOP100以下)ですが、ビッグファイブ診断の派生になるため取り上げさせていただきました。
『HEXACO-JP性格診断』とは、人間の性格を正直・謙虚さ(H)、情緒安定性(E)、外向性(X)、協調性(A)、誠実性(C)、開放性(O)の6つの要素で評価する性格診断です。
要するに「ビッグファイブ」に新しく正直・謙虚さ(H)を追加したものです。それによりダークトライアド(サイコパシー、マキャベリズム、ナルシシズム)がさらに詳しく分析できるようになったとのことです。
問題数は60問で所要時間は約10分(24問バージョンも有)、「まったく当てはまらない」から「すごく当てはまる」までの5段階評価の中から当てはまるものを選びます。
HEXACO-JP性格診断の特徴として、16personalityのようにMBTI方式のタイプ分けも採用しつつ、最後に「L」(高い倫理観)と「D」(低い倫理観)を加えた全64タイプで診断結果が表示されます。
※心理学で最も信頼性の高い、ビッグファイブなど本格的な性格診断に興味がある方は、ぜひ下記の比較記事もあわせてお読みください。
※本格的な診断をしてみたいと思った方は【BIG5-BASIC】がおすすめです。
『HEXACO-JP性格診断』でわかること
『HEXACO-JP性格診断』では「性格タイプ」、「受験者全体の位置」、「ファセット(内訳・詳細)」、「ダークトライアド傾向」が分かります。
以上四つの結果を【BIG5-BASIC】の診断をもとに結果を解説していきたいと思います。
【BIG5-BASIC】の『HEXACO-JP性格診断』の結果は?
【BIG5-BASIC】の『HEXACO-JP性格診断』の結果は、『ENTJ-AL』でした。
※【BIG5-BASIC】が実際にやってみたMBTI系の診断結果を比較すると「16Personalities」では指揮官(ENTJ)、「16タイプ性格相性診断」では発明家(ENTp)、「16TEST」ではトラ型(INTJ)、「モチラボ16タイプ性格診断」では人を励ますコミュニケーター(ENFJ)、VIVIの「MBTI診断」は常に時間厳守!ルールを重んじるストイックなエリート(ESTJ)となりました。微妙に変化はありますがほぼ似たような結果が出るように感じました。
ビッグファイブに基づいているようですが表記方法はMBTI表記というところが非常にユニークです。ビッグファイブとHの結果は
・H正直さ・謙虚さ:3.2(平均3.09)普通
・情動性:2.8(平均3.05)少し低め
・外向性:3.6(平均2.63)高め
・協調性:2.8(平均2.84)普通
・誠実性:3.9(平均2.83)高め
・開放性:4.1(平均3.39)高め
という結果でした。Hの正直さ・謙虚さはありませんがその他の項目と他のビッグファイブ診断とを比較すると下記のようになります
外向性 | 協調性 | 勤勉性 | 情動性 | 創造性 | |
---|---|---|---|---|---|
① BIG5-BASIC | 73% | 26% | 75% | 87% | 99% |
② ビックファイブ プラス | 23点(普通) | 12点(低い) | 24点(高い) | 23点(普通) | 26点(高い) |
③ OCEANパーソナリティ診断 | 高 | 低 | 高 | 低 | 高 |
④ Hitostatの『ビッグファイブ性格診断』 | 44% | 50% | 72% | 66% | 88% |
⑤ ビックファイブ性格診断 | 78 | 78 | 78 | 34 | 89 |
⑥ 5大性格診断 | 4 | 2 | 3 | 3 | 3 |
⑦ HEXACO-JP性格診断 | 3.6 | 2.8 | 3.9 | 2.8 | 4.1 |
外向性と創造性が高めという傾向は他の診断と比べてもはっきり出ていることから、比較的同じような性格傾向が結果として出ていると言えます。
受験者全体の位置
受験者全体の位置では、先ほどの性格タイプの数字がグラフで可視化されます。これを見ても開放性と外向性が高く、情動性が低いことが分かります。
ファセット(内訳・詳細)
先ほどのビッグファイブ+Hのさらに詳細な項目別数値が分かります。各項目の内訳は下記になります。
・H正直さ・謙虚さ:誠実さ、公平さ、欲求対処、謙虚さ
・情動性:恐怖心、不安、依存、感傷的
・外向性:社会的自尊心、社会的胆力、社交性、活気
・協調性:寛容さ、優しさ、柔軟性、忍耐力
・誠実性:規則正しさ、勤勉さ、完璧主義、慎重さ
・開放性:美的鑑賞、探求心、創造性、型破り
ビッグファイブの内訳として上記のような項目が内包されるということが分かりとても興味深い部分です。
ダークトライアド傾向
【BIG5-BASIC】のダークトライアド傾向はすべて低いという安心の結果が出ました。
まとめ
以上『HEXACO-JP性格診断』でした。
ビッグファイブ理論に誠実さを加えたHEXCO診断ですが、16PersonalitiesのMBTIのようなタイプ分けを採用しているところが非常にユニークな点でした。
文字数は少ないですが、診断結果が細かく数値化され、データ好きの【BIG5-BASIC】にとって満足感の高い診断結果でした。
『HEXACO-JP性格診断』を試してみて、さらに本格的な性格診断を受けてみたいと思った方は【BIG5-BASIC】もぜひお試しください。
BIG5-BASICとの比較表
HEXACO-JP性格診断 | BIG5-BASIC | |
---|---|---|
質問数 | 60問 | 120問 |
所要時間 | 10分 | 15分 |
結果文字数 | 約300文字 | 約2000文字 |
ベース理論 | ビッグファイブ理論 | ビッグファイブ理論 |
テストの信頼性 | × | 〇 |
タイプ分け(類型) | 〇 | × |
結果内容 | 性格タイプ/全体の位置/ファセット/ダークトライアド | BIG5グラフ/個人の性格特徴別の説明/テストの信頼性 |
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