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【BIG5-BASIC】2023年6月利用者統計レポート【転職や就職に役立つ性格分析】

2023年6月1~30日までのBIG5-BASICを利用した32,015人分のデータからビッグファイブの性格特徴と職業の関係などを分析しました。

具体的には下記の分析になります。

・経営者のビックファイブ分析

・営業職のビックファイブ分析

・「繊細な人」が多い職種

自分の性格と仕事の関係が分かる、これから転職や就職する方にとって非常に有効なデータになりますのでぜひ参考にしてみて下さい。

経営者のビックファイブ分析

2023年5月に引き続き、6月のデータから経営者のビッグファイブの平均偏差値を算出し、経営者のビッグファイブを分析してみました。

5月と比較しながら分かったことは

・5月より全体数値は下がったものの、経営者のビッグファイブは平均よりすべての偏差値が高い

・5月同様、経営者のビッグファイブの中で一番低いのは協調性

・経営者のビッグファイブの中で一番高いのは僅差ながら創造性(5月は勤勉性)

以上のような比較結果が分かりました。

6月の経営者のビッグファイブを高い順に並べると下記のような結果になりました。

※「/」以降は5月の結果になります。

①創造性(55.4)/③創造性(56.7)

②勤勉性(55.3)/①勤勉性(57.5)

③情動性(54.8)/②情動性(56.8)

④外向性(53.9)/④外向性(55.7)

⑤協調性(52.21)/⑤協調性(51.4)

5月の結果と比較しても、経営者はビッグファイブが平均値より高め、創造性・勤勉性・情動性が重要でその次に外向性、一番必要性が低いのは協調性ということが分かりました。

経営者の資質は大変興味深いので引き続き月次で分析を行いたいと考えています。

※2023年5月の分析を確認したい方は下記記事を参考にしてください。

【BIG5-BASIC】2023年5月利用者統計レポート【転職や就職に役立つ性格分析】2023年5月1~31日まででBIG5-BASICを利用した28,321人分のデータからビッグファイブの性格特徴と職業の関係を分析しまし...

営業職のビックファイブ分析

2023年5月の営業職のビックファイブ分析

2023年5月のデータから営業職のビッグファイブの平均偏差値を分析し、分かったことは

・営業職のビッグファイブは平均よりすべての偏差値が少し高かった

・営業職のビッグファイブの中で一番高いのは「E:外向性」であった

・逆に営業職のビッグファイブの中で一番低いのは「A:協調性」であった

以上のような傾向が分かりました。

また5月のデータから経営者のビッグファイブを高い順に並べると下記のような結果になりました。

①E:外向性(52.4)

②N:情動性(51.5)

③C:勤勉性(51.4)

④O:創造性(50.8)

⑤A:協調性(50.5)

※BIG5-BASICの「N(情動性)」は一般的な数値の扱いとは逆になります。

営業職に求められる性格特性はやはりE:外向性で、次いでC:勤勉性やNのメンタルの安定性も必要であることが分かります。O:創造性やA:協調性は平均的であることから必要性が低いことが考えられます。

2023年5月と6月の営業職ビックファイブ分析

2023年6月のデータから営業職のビッグファイブの平均偏差値を算出し、5月と比較しつつ分かったことは

・営業職のビッグファイブは、5月と同じく、平均よりすべての偏差値が少し高かった

・営業職のビッグファイブの中で一番高いのはやはり「E:外向性」であった

・今回結果では営業職のビッグファイブの中で一番低いのは「O:創造性」であった

以上のような傾向が分かりました。

また6月のデータから経営者のビッグファイブを高い順に並べると下記のような結果になりました。

※「/」以降は5月の結果になります。

①E:外向性(52.2)/①E:外向性(52.4)

②A:協調性(51.9)/②N:情動性(51.5)

③N:情動性(51.7)/③C:勤勉性(51.4)

④C:勤勉性(51.4)/④O:創造性(50.8)

⑤O:創造性(50.0)/⑤A:協調性(50.5)

※BIG5-BASICの「N:情動性」は一般的な数値の扱いとは逆になります。

6月の結果では営業職に求められる性格特性はやはりE:外向性で、次いでA:協調性やNのメンタルの安定性も必要であることが分かります。O:創造性は平均的であることから必要性が低いことが考えられます。

5月の結果を考慮すると、営業職必須の性格特性は「E:外向性」であり、次にA:協調性やNのメンタルの安定性、C:勤勉性が重要で、O:創造性やA:協調性は平均的なことから必要性は低いことが分かりました。

「繊細な人」が多い職種

ストレス状況の中で計測される尺度の一つである「Su(極度のストレス)」を分析したいと思います。

「Su」は普通のストレスではない、かなり強いストレスを感じている状態を計る尺度になります。

「Su」の偏差値を職種で分析することで、強いストレスを受けている、つまり心の繊細な人が多い職種を分析したいと思います。

繊細な人が多い上位5職種は

①組立整備・修理

②検査

③製造・加工

④清掃業

⑤居住施設・ビル等の管理

逆に繊細な人の割合が少ない下位5職種は

①コンサルタント

②企画・マーケティング

③営業職

④研究者

⑤ライター・編集者

上記の結果から心の繊細な人は、目の前の具体的な丁寧さや慎重さが求められる職種に多く、人とのかかわりの中での課題解決や表現力が求められる職種には少ないということが考えられます。

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